ギャラリーカフェ

Reco・retoは、音楽が流れる空間であると同時に、アートとしてのレコードジャケットに焦点を当てたギャラリーカフェでもあります。

店主が約半世紀にわたり"ジャケ買い"で集めてきた中から、特に希少性や芸術性の高いレコードジャケットを選りすぐり、額装して常設展示をしています。その一枚一枚が、音楽の世界観や時代背景を物語るように、静かに壁を彩ります。

音とアートが共鳴する空間で、コーヒーをはじめとしたドリンクと軽食を楽しみながら、音楽を耳だけでなく目でも味わっていただけます。

通常の常設展示とは別に、年に2回ほど、テーマを設けた特別な「レコードジャケットギャラリー展」を開催する予定です。

この企画展では、店主が50年にわたり蒐集(しゅうしゅう)してきた膨大なコレクションの中から、その時々のテーマに沿ってセレクトしたレコードジャケットを展示いたします。
たとえば「70年代アメリカン・ロックの美学」や「昭和歌謡の色彩」など、ジャケットに宿る"時代の空気"を切り取るような構成を予定しています。
いずれの展示も、音楽だけでなく、ビジュアルとしてのジャケットデザインに改めて光をあてる内容です。額装された一枚一枚には、アーティストの思想や文化の香り、当時の印刷技術までもが息づいており、見る者に静かな感動を与えてくれるはずです。

なお、展示されるジャケットの一部は販売も予定しております。アートとしての価値を見出したレコードジャケットを、ぜひご自宅の壁に飾ってみてはいかがでしょうか。一期一会の出会いを、手に取る喜びもまた、ギャラリー展の魅力のひとつです。